貴田事務所 ブログ

2016年2月28日 日曜日

韓国戸籍の相続②。

続きです。

韓国領事館で即日韓国戸籍が取得できるのは

関東では南麻布になります。

南麻布ってどーやっていくのよー

って感じですが

ラッシュ時間を避けてエッチラオッチラと行ってきました。

運がいいのか非常に空いている。

事前に必要書類は揃えていたため後は出すだけ

数分待っていると僕の番号が呼ばれる。

流ちょうな日本語を話す担当者と

必要な説明をすると淡々と作業をしてくれた。

およそ10分位で韓国戸籍が出てくると

おもしろいことに

日本語のみの戸籍、ちょいハングル混じりの戸籍

すべてハングルの戸籍が出てきました。

さて次は翻訳です。

翻訳は誰がやってもオッケーです

が 領事館に翻訳してくれるところがあります。

が 忙しいのでやんわりと断られる

が 隣の建物にも翻訳してくれる所がある。

こちらはすんなりとオッケー

さらにハングル混じりの戸籍はその場で訳をちょこちょこと

書いてくれたので翻訳は不要。

ってことでハングルのみの戸籍と各戸籍の表紙はハングルなので

その数枚の翻訳を依頼

でも結構お値段するのね・・・


3週間ほどすると事務所に届いてきました。

さぁ 後は日本の相続と同じですが

日本の場合は相続関係説明図を付ければ

戸籍のコピーは添付する必要ありません

が 日本国籍以外の方の場合はすべてコピーを添付

あっ 返して欲しい場合ね


多少内容に日本との違いがありましたが

すんなりと登記完了!


ぜひまた 韓国戸籍の方相続登記お願いします。 
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投稿者 貴田和仁 | 記事URL

2016年2月18日 木曜日

韓国戸籍の相続①。

 昨年の12月からちょっと変わった相続をしていました。

何が変わっているかというと

韓国の方の相続です。

と言っても日本に帰化しているので

半分韓国で半分日本みたいな感じです。

まずですね

韓国は1910年から1945年まで日本の統治下にあったため戸籍が存在します。

終戦により日本の統治が終わるのですが

韓国はそのまま戸籍を続けていった訳ですね。

北朝鮮は現在戸籍が無いので相続はかなり大変ではないか・・・


今回の場合ほとんど日本に住んでいたため

韓国語はもちろん韓国の戸籍も韓国名もわからない状態でした。

数年前まで住民票の代わりに外国人登録原票というものがありましたが

今では外国人の方も住民票です。

まぁ どっちにしても帰化してるので住民票です。

まず

日本の戸籍をコツコツと調べていきます。

それと同時に法務省に問い合わせをします。

何を問い合わせるかというと

韓国名と韓国の戸籍がどこになるかです。

たまたま帰化したときの書類もあったため

それも一緒に法務省に送ります。

後は相続人の身分証明書、住民票及び亡くなった方の帰化時の戸籍です。

そうすると2週間ぐらいで法務省から相続人宛に外国人登録原票の写しが届きます。

そしてそれを元に韓国領事館に行って

韓国に戸籍を取得することになるのですが

続きはまた!
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投稿者 貴田和仁 | 記事URL

2016年2月17日 水曜日

何を基準に。

 うちの事務所はどうでしょうか?

皆さんが司法書士事務所を選ぶ際に

何を基準に選んでいるのでしょうか?

今では司法書士なんて腐るほどいますので

どこを選ぶかはお客様次第。


飛び込みや電話での問い合わせで多いのは

相続登記が断トツになってきます。

その他普通の相談もありますが


うちの事務所の場合

相続の相談をしたいと予約の連絡がありますが

相談にのった後はそのまま仕事の依頼が

ほほ90%以上になります。

10%は相談して安心したのか

ほったらかしの人もいますし

後はどうなってるのでしょうかね。


では 相続を依頼する場合に大事なのは

値段?

しかし 値段なんて1.2万円の差が出るか出ないか

まぁ 変な相続相談所はべらぼうに高いですが


まずお客様が一番気にしなければいけないのは

その司法書士が相続をどれだけやっているか

ということになります。


正直 僕も開業当時と今を比べても格段に違う。

書類一枚でも格差が出てきてしまう。

大体 問題が起こったら

登記はきちんとできてますが何か?

と言ってくるでしょう。

ならば

相談に行ったときに

どこまで心底丁寧に説明をしてくれるかだと思います。


まぁ 値段第一ならうちにこなくてもいいですよ。

値段以上の仕事はしますけどね。
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投稿者 貴田和仁 | 記事URL

2016年2月15日 月曜日

作文です。

昔々あるところに

母親が亡くなって1年も経ったのちに

銀行から4000万以上の債務を請求された男がいました。

その男は毎日寝ることもできず

さらに 自分の人生も終わってしまうのではないかと

食事もできない状態になってしまいました。


その男は弁護士ならば何とはしてくれるのでは無いかと

藁を持つかむ思いで飛び込みましたが

弁護士は淡々と相続放棄は死亡を知ったときから

3ヶ月を経過するとできません



そしてわずか数分ですが相談料を搾取し

その男を追い出しました。


債務男はどうしたらいいのか分からなくなりましたが

さらに 藁を持つかむ思いで

僕のところに電話をしてきました。


そのとき 僕は正直 あ~めんどくせー

と思いましたが

一生のお願いだから助けてくれ

って言う債務男の言葉を信じ

手伝ってあげることにしました。


債務男の債務の状態、内容などを細かく聞き

裁判所に提出する内容を考え

作文を作りました。


結果 相続後1年経過で相続放棄できました。


要は作文です。


3ヶ月以内に相続放棄をできなかった理由等々を

細かく書いて提出すればできちゃうのです。




その債務男は一生のお願いを忘れ

連絡すらしてきません。


債務男は僕の作文で

お姉さんの相続放棄をしました。


何が言いたいか


知り合いは助けるものではない。


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投稿者 貴田和仁 | 記事URL

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